酒に溺れる機会を少なくする

〈アル中〉の夫(妻の場合も)に、その問題で対決することほどむずかしいものはありません。これから記すプログラムは、〈アル中〉の家族の方々の苦悩を和らげるのに役立つものです。また、治療を受けさせるチャンスを高めるのにも効果があります。〈アル中〉の夫を抱えている妻は、どうすることもできずに、けつきよくは、別れた方がいいのではないかと考えてしまうことが多いのですが、別れずにできる方法を提示するのがこのやり方です。
ところで、いずれは気がつかされることなのですが、〈アル中〉の夫を〈アル中〉から救うことは当の本人自身の他は、だれにもできないということを、まず念頭において、次のプログラムをよく検討してみてください。
”飲まない”状況の強化‐酒を飲んでない時に、〈飲まない〉状況を強化する行動、活動に誘う。
たとえば、夫が喜ぶ食事を用意する、セックスを求めるなど、とにかく、彼のエネルギーが消費されるような、喜んで参加できるような活動に誘うことです。
他人と交わり、競うような状況に誘うl子供たちとピクニックに行く、酒を飲むチャンスが少ない集団の活動に参加するなど。また、競技活動に参加することも、酒に溺れる機会を少なくするのに効果があります。

世話をしなければならなくなる状況から遠ざかる‐酒飲みの相手をさせられたり、食べ物を用意させられたりといった、夫の酒飲みをサポートし、世話をするような活動から遠ざかることが望ましいでしょう。そのために、夫が酒を飲み始めたら、家にいないで、外の用事を見つけて、家を出ることです。〈アル中の夫の世話をする〉役割から、脱皮できないのが、〈アル中〉の妻の大きな問題です。
外からのサポートを求める‐〈アル中〉の妻をサポートするための団体がいくつかありますが、それらの団体とかかわり、集会に出席し、サポートを得るのが望ましいと思います。

参考:

Category: 結婚
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